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名古屋 闘莉王退団を正式発表 それでもチーム愛不変 サポには「心から感謝」

[ 2016年11月7日 18:11 ]

名古屋を退団する田中マルクス闘莉王

 来季のJ2降格が決まった名古屋は7日、元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと正式に発表した。なお、闘莉王本人の希望もあり、日本を離れる飛行機の便名については公表しないとしている。

 昨季限りで1度名古屋を退団した闘莉王は、J2降格の危機に直面するクラブを助けるため8月末に電撃復帰。復帰初戦でチームを19試合ぶりの勝利に導くなど攻守で貢献したが、チームは結果的には引き分けでも残留が決まった3日の湘南戦(パロ瑞穂)に1―3で敗れてクラブ初のJ2降格が決定。前日の6日に闘莉王が契約を更新しないと告げられたことを明かしていた。

 闘莉王はクラブを通じてコメントを発表。「最高の仲間に出会い、共に闘うことができた僕は本当に幸せ者です。常に背中を押してくれた心強いファン・サポーターの方々には心から感謝しています」とした上で「僕の力不足で名古屋グランパスをJ1残留に導くことが出来なくて、本当に申し訳ないです」と謝罪。

 「僕は退団することになりましたが、これからも名古屋グランパスを愛する気持ちは変わりません」としている。

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2016年11月7日のニュース