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清水 17年ぶり7連勝!首位と勝ち点3差で自動昇格とV視界に

[ 2016年11月7日 05:30 ]

明治安田生命J2第40節 ( 2016年11月6日    ピカスタ )

<清水・讃岐>先制点が決まり喜ぶ清水イレブンⓒS-PULSE

 J2清水は6日、敵地で讃岐を2―1で下し、17年ぶりの7連勝。3位は変わらないが、札幌の敗戦で首位との勝ち点差を3まで縮めた。残り2戦。松本を加えた3チームによるJ1自動昇格(2位以上)争いだけでなく優勝も視野に入ってきた。

 四国でも背番号9が輝いた。MF枝村匠馬(29)の先制弾に続いて後半9分、ゴール前に入ってきたグラウンダーのボールをFW鄭大世(32)が押し込んで追加点。Jリーグ記録となった大前元紀(26)とのアベック弾こそ5戦連続で途切れたが、6戦連続のゴール。95年のブラジル人FWマルコ以来のチームタイ記録に「ただチームメートに感謝しかない。周りの選手が自分の力を最大限引き出してくれている。元紀もそうだが、フォワードの選手が決めていて良い流れをつくれていると思う」。得点王争いは独走中だ。

 チームの好調については枝村が「夏を越えてからベテランの選手がうまく声をかけてくれているのが大きい」と強調。優勝争いについては「あと2試合しかない。相手の取りこぼしより自分たちがしっかり勝って、その先で上に立てていればと思う」と必勝を誓った。

 9日の天皇杯を挟んで次節は12日の岡山戦。ホーム最終戦となる。上位2チームがともに勝ったら、清水は引き分け以下で自動昇格が消える。黒星が付くと、札幌と松本のいずれかが負けない限りはプレーオフに回る。「岡山は強いし、力のあるチームだが、自分たちのサッカーをしっかりやって勝てれば」と枝村。20日の最終節(徳島戦)まで連勝を続けるだけだ。

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