清武　合宿“先乗り”効いた２得点演出　香川に代りトップ下先発

Ｗ杯アジア最終予選 （ 2016年10月6日    埼玉 ）

２得点に絡み活躍した清武
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　決して代役ではない。香川からトップ下の座を奪い先発した清武が先制点をアシストした。「元気があそこにいてくれて良かった」と原口を称えたが、ゴールの流れをつくったのは、その高い技術と運動量だった。自陣でパスを受けるとＤＦをかわして中央突破。右サイドの本田に一度ボールを預けると、本田の背後を走って追い越しリターンパスを受けた。そしてゴール前の原口にピンポイントクロス。完璧な崩しだった。

　当初は３日の予定だった帰国を１日前倒ししたことで、代表合宿初日から合流できた。初日にはハリルホジッチ監督とマンツーマンでシュート練習も行った。「（香川）真司よりも１日早く帰ってきたアドバンテージは大きい」とご満悦だった指揮官。前半３０分には相手との接触で腹部を痛めたが、フル出場した。オーストラリア戦でも背番号１３の存在は不可欠だ。