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本田 今夏ミラン残留へ!プレミア3チームのオファー固辞

[ 2016年8月25日 05:30 ]

ACミランへの残留が濃厚とみられる本田圭祐

 日本代表FW本田圭佑(30)が、今夏はACミランに残留する可能性が高いことが分かった。あと1年で契約が満了するため、水面下でプレミアリーグの3クラブが争奪戦を繰り広げたが、ACミランの最高幹部が残留を示唆した。日本代表は25日、18年ロシアW杯アジア最終予選2試合(9月1日、UAE戦、同6日、タイ戦)に臨むメンバー23人が発表される。

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 「プレミア争奪戦」の末、本田のミラン残留がほぼ固まった。契約が17年6月末で満了することに加え、今季から就任したモンテッラ新監督にプレシーズンマッチであまり起用されなかったことから、今夏の移籍の可能性が報じられてきた。実際、本田にはこれまで、世界最高峰のプレミアリーグ3クラブが獲得オファーを出していたことが判明した。

 争奪戦を繰り広げたのはサンダーランド、エバートン、クリスタルパレスの3チーム。ビッグクラブではないが、リバプールに本拠を置くエバートンはリーグ優勝9回、FA杯制覇5回を誇る名門。エバートンは過去にも獲得に動いたと報じられたが、今回の争奪戦は本田のイングランドでの高い評価と人気が証明された形だ。

 だが、ミラン関係者によれば、ガリアーニ副会長は「本田は売りに出ていない」と3クラブに既に断りを入れたという。クラブは先日、30年間オーナーを務めたベルルスコーニ氏から中国人実業家グループに売却されることが決まったが、今夏の移籍はこれまで同様にガリアーニ副会長が担当。そのガリアーニ副会長が残留を示唆したことで、本田は移籍市場が再開する来年1月までは引き続きミランでプレーする可能性が高まった。

 イタリアの今夏の移籍市場は、現地時間31日の午後11時(日本時間1日の午前6時)で終了。サッカーの移籍市場は最後まで予断を許さないと言われるが、9月1日のUAE戦(埼スタ)から始まる18年ロシアW杯アジア最終予選も、本田は「ミランの10番」として出場することになりそうだ。

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