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19歳井手口 下克上宣言「ピッチに立てば関係ない。堂々とプレー」

[ 2016年7月2日 05:30 ]

最年少19歳でリオ五輪代表メンバー入りした井手口

リオ五輪代表メンバー発表

 下克上宣言だ。最年少19歳で選出されたG大阪MF井手口は「各ポジション3人ずつだと考えていたので(選出は)厳しいと思った。でもピッチに立てば一番上も一番下も関係ない。堂々とプレーしたい」と気合。手倉森ジャパンのボランチにはMF遠藤とMF大島のA代表経験者が君臨しているが「その2人からポジションを奪えれば、自分もA代表に近くなると思う」と不敵に笑った。

 19歳で一児の父の野望は果てしない。リオ経由でA代表入りを狙うだけではなく「五輪で活躍すれば海外から声をかけてくれるかもしれない」と早期の海外進出にも色気。すでに昨年から教師を付けて、英語の勉強を始めている。「まだ少ししか話せない」と謙遜するが、その目は本気だ。

 「中心として毎試合出場したい」。G大阪所属選手としてはOA枠選出のDF藤春に続く6人目の五輪戦士となったが、選ばれただけでは満足しない。遠藤と大島、原川の牙城を崩し、チームのかじ取り役を奪い取る。

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2016年7月2日のニュース