×

Cロナ不発も18歳サンチェスが導いた!!ポルトガル4強

[ 2016年7月2日 05:30 ]

<ポルトガル・ポーランド>前半33分、同点ゴールを決めたサンチェスに(左端)に駆け寄り喜ぶポルトガルイレブン(AP)

欧州選手権決勝トーナメント準々決勝 ポルトガル1―1(PK5―3)ポーランド

(6月30日 マルセイユ)
州選手権で初優勝を狙うポルトガルが2大会連続の4強入りを果たした。延長1―1から突入したPK戦で5―3とポーランドを下した。1点を追う前半33分に、今大会初先発したMFレナト・サンチェス(18=ベンフィカ)が初ゴール。18歳317日での得点は、いずれも04年大会のスイス代表FWフォンランテン(18歳141日)、イングランド代表FWルーニー(18歳237日)に次ぐ大会史上3番目の年少記録(決勝トーナメントでは最年少)となった。準決勝でウェールズ―ベルギー戦の勝者と対戦する。

 ポルトガルの18歳・サンチェスが、左足で豪快に同点弾を決めた。「点を取ろうと思っていた。いつも通りのプレーができた」。3月の代表デビューから9戦目で初先発初得点。PK戦ではサントス監督に対し「クリスティアーノ(ロナウド)の次に蹴ると言った。自信があったから」と志願し、左上に決めた。昨年10月に地元の名門ベンフィカでデビュー。プロ1年に満たない新人が欧州CLなどで活躍し、5月には移籍金3500万ユーロ(当時約43億円)でバイエルンM入りが決まった。ドレッドヘア、攻守にハードワークするスタイルから元オランダ代表MFダビッツの再来と評される大器が、初Vを目指すチームに勢いをもたらした。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月2日のニュース