広島３発快勝！ＭＦ茶島、母に贈った殊勲の１Ａ１Ｇ

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１１節 広島３―０鳥栖

（5月8日 Ｅスタ）
　元日本代表ＦＷ佐藤が約１年半ぶりにベンチから外れても、広島がホームで鳥栖に圧勝し６位に浮上した。

　前半２分、ＤＦ塩谷の鋭いスルーパスから決定機をつくり、最後はゴール前のこぼれ球をＭＦ茶島が沈めて先制。殊勲の背番号２５は、後半７分には長いスルーパスでＦＷウタカの今季９得点目を演出するなど、１得点１アシストで３発快勝の立役者となった。

　Ｕ―２３日本代表ＦＷ浅野がケガから戦列復帰したこともあり「結果を出さないとすぐに外される立場なんで」と茶島。試合前々日の練習を体調不良で休んだとはいえ、佐藤が１４年１２月６日仙台戦以来のベンチ外となるほど、前線のポジション争いは激化している。

　「母の日」に迎えた一戦はスタンドに両親がいた。その活躍は「ずっと自分のやりたいことをやらせてくれた」と感謝する母への最高のプレゼントにもなった。