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大久保V弾!川崎F 2戦ぶり勝利、1差離されん

[ 2016年5月9日 05:30 ]

<柏・川崎F>後半7分、ヘディングでゴールを決める川崎F・大久保

明治安田生命J1第1S第11節 川崎F3―1柏

(5月8日 柏)
 2位の川崎Fは柏に3―1で快勝。FW大久保嘉人(33)は自身の持つ歴代通算得点記録を163点に伸ばした。柏の連勝は5で止まった。

 1―1で迎えた後半7分、右サイドをドリブルで突破したエウシーニョのクロスが相手DFに当たってフワリと浮く。GKを越えて逆サイドで待っていたのは大久保だ。頭で合わせて今季7点目、J1通算163点目は4分前に同じ位置で頭で合わせたシュートがオフサイドとなった仕切り直し。「絶対に来ると思っていた」。3分後には絶妙のパスで小林のゴールをアシストし、09年12月以来の柏サッカー場での勝利とチームの2試合ぶりの勝利を呼び込んだ。

 前半16分にはシューズの左の靴ひもが切れるアクシデント。終盤には痛めている左足の痛みが増して途中交代した。4年連続を狙う得点王はピーター・ウタカに2差つけられているが、「まだたくさん試合が残っている。目標のゴール数に届けば」と、自信を見せる。そして、リオ五輪のオーバーエージ枠については「そういう話が来れば、自分としては、日本のためにというのはある」。大会中もリーグ戦があるため、クラブ側は簡単に送り出してはくれないが、五輪出場への思いを口にする。残り7試合。初タイトルへここからが勝負だ。

 ▼日本サッカー協会・霜田技術委員 (OA枠に関して)各クラブに(非公式も含めて)打診はしていないし、本人の意思確認もまだしていません。

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2016年5月9日のニュース