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巻が!J原副理事が!熊本避難所施設で“サッカー教室”開催

[ 2016年4月20日 05:30 ]

避難所で子どもたちと写真に納まるJ2熊本の巻誠一郎(前列左から4人目)ら(Jリーグ提供)

 J2熊本の元日本代表FW巻誠一郎(35)、MF清武功暉(25)ら選手が19日、熊本県益城町の避難所施設内で小学生らを対象に“サッカー教室”を開いた。発端は、同避難所に避難しているDF森川泰臣(21)、GK畑実(27)が「フットサルをやろう!」と声を掛けたこと。選手は15人が集まり、約30人の子供と汗を流した。

 18日に被災状況視察のため、熊本入りしていたJリーグの原博実副理事長も急きょ参加。「避難所にフットサルコートがあってサッカーをやると聞いたのでやってきました」。現地では子供から大人まで「一番不安なのは夜だと言ってました。大きな揺れが夜に多かったので」と説明し、少しでも不安を取り除ければ、との思いがあったという。前日、原副理事長は水や粉ミルクなどを持って熊本のクラブハウスなどを訪問。この日はワッフル、どら焼きなど保存が利く食べ物からおにぎり、サンドイッチなどを届けた。現在、断水中のクラブハウスや車中に泊まっている選手も多い。そんな中、避難生活を送る子供たちに元気を与える行動となった。

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2016年4月20日のニュース