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先制弾の寿人、絶叫「やりましたぁ~っ!」リーグ開幕戦は大久保と直接対決

[ 2016年2月20日 15:59 ]

<ゼロックススーパーカップ 広島・G大阪>優勝を決め喜ぶ広島イレブン
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富士ゼロックススーパー杯 広島3―1G大阪

(2月20日 日産ス)
 シーズン到来を告げる富士ゼロックススーパーカップが20日、日産スタジアムで行われ、昨季J1王者の広島が天皇杯覇者のG大阪を3―1で下して2016年の初タイトルを獲得した。広島のゼロックス杯制覇は2年ぶり4度目。

 広島は後半6分、元日本代表FW佐藤寿人(33)がDF塩谷の右クロスを左足かかとで決めて先制。佐藤はこの時のプレーで左足を痛めて8分にベンチに下がったが、その佐藤との交代でピッチに入ったU―23日本代表FW浅野拓磨(21)が12分に右足でPKを決めて貴重な追加点を入れると、1点差で迎えた28分には、清水から移籍加入のFWピーター・ウタカ(32)がトドメの1点を右足で決めてG大阪を突き放した。

 ベンチで勝利を見届けた佐藤は、試合後のヒーローインタビューで「やりましたぁ~っ!」とサポーターに向けて絶叫。「シオ(塩谷)といいイメージの共有ができた。いいアシストをしてくれたシオに感謝したい」と笑顔を見せ、「すぐACL、リーグと始まるので、いい弾みになるんじゃないかと思います」と中2日で迎える23日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)予選リーグ初戦・山東魯能(中国)戦、そして川崎Fと対戦する27日の今季リーグ開幕戦に向けて意気込んだ。

 昨季はJ1歴代最多タイとなる通算157ゴールを決め、今年のリーグ開幕戦では通算156ゴールと1点差に迫る元日本代表FW大久保嘉人(33)を擁する川崎Fと対戦する。「FWとして常に得点を奪っていけるように努力していきたい。2桁はもちろん、1点でも多くゴールを決めて、4つ目の星を(ユニホームに)つけられるように頑張っていきたいと思います」と2012、13年に続くリーグ連覇に意欲を見せていた。

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2016年2月20日のニュース