武藤２戦連発ならず…マインツが３発快勝！高徳は４戦連続フル出場

ハンブルガーＳＶ戦の前半、先発出場し競り合うマインツの武藤（左）

ブンデスリーガ第１５節 マインツ３―１ハンブルガーＳＶ

（12月5日）
　前節フランクフルト戦で今季７得点目を決めたマインツＦＷ武藤嘉紀は敵地ハンブルガーＳＶ戦に１トップで先発。後半３１分にはＭＦクレメンスのチーム３点目となるゴールを“お膳立て”直後の同３９分にベンチへと退き、２戦連発とはならなかったが３―１の勝利に貢献した。また、ハンブルガーＳＶのＤＦ酒井高徳は右ＳＢで４戦連続のフル出場を果たした。

　ＦＷ武藤はボールタッチ数こそ先発メンバー中、最低の２２回だったが前線からのプレスなど体を張ったプレーで攻守に貢献。後半２６分には味方のスルーパスに反応し、相手ＤＦラインの裏を取りペナルティエリア内で豪快に右足を振りぬいたが、ＧＫドロブニーに弾かれ惜しくもゴールならず。

　同３１分にはカウンターのチャンスから味方選手とぶつかりながらも左サイドのＭＦハイロへパス。ボールを受けたハイロが中央へクロスを送り、走りこんだＭＦクレメンスが左足で押し込み追加点。３点リードした同３９分に途中交代となった。

　ＤＦ酒井高は前半３６分に右サイドへ鮮やかなスルーパスを通し、味方の絶好機を演出。後半１１分には２得点を決め波に乗るＭＦハイロのシュートをエリア内で体を張って防ぐなど守備でもチームに貢献。試合には敗れたが安定感あるプレーを見せた。