オシム監督招へいの祖母井氏が“一肌”　Ｊ参戦目指す福山市で講演会　

３０日に行われる祖母井氏の講演告知

　かつてＪ１時代の千葉でゼネラルマネジャー（ＧＭ）を務め、その後日本代表監督も務めることになるイビチャ・オシム氏（７４）を千葉監督に招へいした祖母井（うばがい）秀隆氏（６４＝現Ｊ２京都育成部・普及部アドバイザー）が、将来的なＪリーグ参戦を目指す広島県福山市のために“一肌”脱ぐことになった。

　今月３０日、広島県民文化センターふくやま（広島県福山市東桜町１―２１）でこれからのプロサッカークラブのあり方やスポーツを通じたひとづくり、まちづくりについて講演会を行うもの。

　講演会は福山青年会議所創立５５周年記念として開催され、「スポーツを中心としたひとづくり・まちづくり」に「プロサッカークラブが人と地域を変える！」との副題がついている。午後７時から８時半までの予定で、聴講は無料だ。

　Ｊ１浦和のＤＦ森脇良太（２９）、Ｊ１名古屋のＦＷ永井謙佑（２６）らを輩出している福山市は、将来的なＪリーグ参戦に向け、福山青年会議所が中心となって「福山にプロサッカークラブをつくろう会」を今年６月に発足させたばかり。元日本代表監督の岡田武史氏（５９）がオーナーを務め、Ｊリーグ参戦を目指して四国リーグで戦っているＦＣ今治が（愛媛県今治市）との“しまなみダービー”実現へ第一歩となるべく、市民の機運を高めたいところだ。