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啓太 退団前に完全燃焼誓う「サッカーできなくなっても優勝を」

[ 2015年10月22日 05:30 ]

駆けつけたサポーターに笑顔で対応する浦和の元日本代表MF鈴木

 20日に今季限りでの退団を電撃表明した浦和の元日本代表MF鈴木が“完全燃焼”を誓った。昨年11月に不整脈を発症するなど体調面に悩み、昨オフからクラブとの話し合いを重ね「浦和の選手として戦うレベルにない」と苦渋の選択に至ったという。

 それでも、今季はリーグ戦、天皇杯が残っているだけに、浦和一筋16年の34歳ベテランは「自分の体がサッカーができなくなっても何も問題ないというか、喜んで差し出す。それくらい優勝したい思いが強い」と、タイトルへ全力投球する覚悟を見せた。

 来季以降の去就に関しては、あらためて現役引退の可能性にも触れ「シーズン後に考えても十分、時間はある」と現段階での白紙を強調。山道強化部長は「レッズだけでなく日本サッカーに貢献した選手。OBをなるべく迎え入れたい」と話し、将来的なフロント入りの可能性にも言及した。

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2015年10月22日のニュース