浦和、槙野が決めた！後半Ｖ弾で連勝！年間順位で単独首位浮上

＜浦和・湘南＞後半、先制点を喜ぶ槙野ら浦和イレブン

Ｊ１第２Ｓ第７節 浦和１―０湘南

（8月16日 埼玉ス）
　Ｊ１浦和が１６日、ホームで湘南と対戦。日本代表ＤＦ槙野が後半１３分に決勝弾を決め１―０で連勝した。浦和はＪ１通算３５０勝を達成した。年間勝ち点で並んでいた広島が柏に０―３で破れ、浦和が年間順位で単独首位に浮上した。

　浦和は前半、何度かチャンスの形をつくるもフィニッシュが決まらず無得点。前半のシュート数で湘南に劣った浦和は０―０の後半に一気にギアを上げる。ハーフタイムにペトロヴィッチ監督から「もっとアグレッシブにプレーしろ」と指示された通り、早いボール回しで湘南ゴールに迫った。

　後半１３分、ゴール前で縦パスを納めたＦＷ興梠がＭＦ関根につなげ、関根から送られた中央へのパスに槙野が右足で合わせてシュート。槙野の今季２点目となるゴールで先制した。

　守備では日本代表ＧＫの西川が後半３分、湘南・高山との１対１を防ぐなど好守を連発。湘南攻撃陣を無失点に抑えて勝利に貢献した。

　疲労によるコンディション不良で前節の新潟戦の出場を回避した東アジア杯得点王のＦＷ武藤は先発出場。前節まで今季９得点で自身初の２桁得点を狙ったが、この日は無得点に終わった。