インテル長友　ジェノアとサンプドリアが獲得に本腰　伊紙報じる

インテル・ミラノのＤＦ長友

　移籍の可能性が浮上しているインテル・ミラノのＤＦ長友佑都（２８）について、１０日付のイタリア各紙はジェノアとサンプドリアが獲得に本腰を入れると報じた。コリエレ・デロ・スポルト紙は、ジェノバをホームとする両クラブが戦力として長友を望んでいる報道。ジェノアはサイドの選手が補強ポイントで、サンプドリアは主力右サイドバックのデシルベストリがケガで長期離脱するため、その代役を探しているという。サンプドリアについては「長友の大親友カッサーノという“スポンサー”も現れた」と、仲が良い元同僚が加入したことが移籍の後押しとなる可能性を伝えた。

　またトゥット・スポルト紙は、インテルが長友の放出で３００万～４００万ユーロ（約４億１１００万円～約５億４８００万円）の移籍金を期待していると報道。アウシリオ強化部長は今週からそれぞれのクラブの希望を聞き、早いうちに交渉がまとまる感触を持っているという。