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なでしこ8強入りへ、有吉弾で先制!前半を1―0で折り返す

[ 2015年6月24日 11:45 ]

先制点を挙げ大儀見(17)と抱き合う有吉(AP)
Photo By スポニチ

女子W杯カナダ大会決勝トーナメント1回戦 日本―オランダ

(6月23日 バンクーバー)
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は23日(日本時間24日)、決勝トーナメント1回戦最後の1試合が行われ、大会連覇を目指す女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)はオランダ(同12位)と対戦。前半10分にDF有吉佐織(27=日テレ)の代表初ゴールで先制した日本は、1―0とリードして前半を折り返した。

 日本はこれまで通り4―4―2システムでスタート。先発メンバーにはGKに海堀、4バックには右から有吉、岩清水、熊谷、鮫島、中盤は阪口と宇津木がダブルボランチを組み、右に川澄、左に宮間、2トップには大儀見と大野が入った。

 8強入りへラスト切符が懸かった1戦。前半の立ち上がりは、6分にパスをつながれてミドルシュートを浴び、7分にはパスミスからスルーパスを通されゴール前に迫られるなど危ない場面もあった日本だが、最初のチャンスをものにした。

 前半10分、大野のパスを左サイドで受けた宮間が正確なクロスを送り、中央でフリーだった大儀見がヘディングシュート。このボールは惜しくもクロスバーに弾かれたが、相手のクリアボールを拾った右サイドバックの有吉が右足でシュートし、ゴール左隅に突き刺して先制した。

 その後は徐々にペースをつかみ、28分には宮間の右CKを阪口がヘディングシュート。29分には大儀見が中央から左足でミドルシュートを放ち、33分には宇津木もシュート。いずれも得点にはならなかったが、前回女王が1点をリードして前半を折り返した。
 

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