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佐々木監督、薄氷勝利にまた謝罪「すいません、いつもハラハラドキドキ…」

[ 2015年6月24日 13:17 ]

日本―オランダ 後半、指示を出す佐々木監督

女子W杯カナダ大会決勝トーナメント1回戦 日本2―1オランダ

(6月23日 バンクーバー)
 連覇に向け、無傷の4連勝で2大会連続の8強入りを決めたなでしこジャパン。だが、チームを率いる佐々木則夫監督(57)の第一声は、またしても謝罪の言葉だった。

 「すいません、最後いつもハラハラドキドキさせてしまいまして」。終盤押し込まれながらも何とか勝利を収め、2連勝で1次リーグ突破を決めたカメルーン戦のVTRのような言葉で切り出した勝利監督インタビュー。

 それでも「何とか選手たちが最後に頑張ってくれたので、これを弾みに、次、オーストラリア頑張りたいと思います」と気を取り直すと、「もう少しシンプルなミスがなければ合格点なんですが…。もう1つ1つ上がって来てはいると思うので、次につなげていきたい」と繰り返した。

 前半10分にDF有吉佐織(27=日テレ)の代表初ゴールで先制。その後はなかなか追加点が奪えなかったが、後半33分にMF阪口夢穂(27=日テレ)が決めて2点をリードした。だが、ロスタイム突入後の後半47分にGK海堀あゆみ(28=INAC神戸)が相手のシュートをキャッチし損ねて失点。

 佐々木監督は「リードしていれば、相手はかさにかけてくる。それは冷静に対応していくということ」と振り返り、「やっとベスト8ですから。ベスト4目指して、日本で応援していただいている皆さんのためにも、精いっぱい準備してやっていきたいと思います」と準々決勝を見据えた。

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2015年6月24日のニュース