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澤 攻守に奮闘も危機感「意識、精度を改善しないと」

[ 2015年6月18日 05:30 ]

<日本・エクアドル>後半、ヘッドでゴールを狙うも決まらず渋い表情を見せる澤

女子W杯1次リーグC組 日本1―0エクアドル

(6月17日 ウィニペグ)
 前回大会3冠のレジェンドも危機感を募らせた。14年5月16日のアジア杯ベトナム戦以来となるフル出場を果たした澤だが、「勝てたことは良かった。得点を取らなかったことが課題」と言葉を絞り出した。

 持ち前の猛チャージで相手の速攻を寸断。前半38分にパスワークからミドルシュートを狙った。後半8分には宮間のFKに頭で合わせようとしたが、田中と位置がかぶって激高。最後までゴールへの強い意識は消えなかったが、ネットを揺らせなかった。

 ベンチには、負傷離脱した安藤の背番号7のユニホームを着せた白クマのぬいぐるみが飾られていた。「引っ張っていこう」と誓い合った盟友はいない。6大会連続出場を誇る精神的支柱は「シュートの意識、精度を改善しないといけない」と、必死に前を向いていた。

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2015年6月18日のニュース