×

開催権取り消しも…18年&22年W杯招致不正疑惑53件が浮上

[ 2015年6月18日 05:30 ]

 W杯18年ロシア大会と22年カタール大会の招致活動をめぐるFIFAの汚職事件に絡み、53件のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑が浮上したとスイスのラウバー検事総長が17日に発表した。

 同国司法当局は9テラバイトに及ぶデータを押収し、不審な口座や資金の流れを発見したという。同検事総長は今後、FIFAのブラッター会長やバルク事務局長を聴取する可能性も除外しないとした上でサッカーの試合時間にちなんで「捜査は“90分”以上かかるだろう」と長期化を示唆。FIFAの監査・コンプライアンス委員会のスカラ委員長は、招致活動で不正が認められればロシアとカタールの開催権を取り消す可能性を示唆している。

続きを表示

2015年6月18日のニュース