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スイス当局、FIFAから電子データ新たに押収

[ 2015年6月11日 06:20 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で、スイス当局は10日、2018年のロシア、22年のカタールのワールドカップ(W杯)両大会招致の捜査に絡み、チューリヒのFIFA本部から電子データを新たに押収した。スイス・メディアなどが伝えた。

 英BBC放送によると、ブラッター会長や、会長の右腕であるバルク事務局長のオフィスからもデータが押収されたという。

 スイス当局は米当局とは別に、18年と22年の両大会の招致活動について独自に捜査を実施。5月下旬にもFIFA本部を家宅捜索し、電子データを押収、現在分析を進めている。

 ただスイス当局は今月2日の声明で、ブラッター氏を捜査対象にしていないと説明していた。(共同)

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2015年6月11日のニュース