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内田、日本で右膝手術していた…チーム合流は7月中旬以降に

[ 2015年6月11日 05:30 ]

右膝手術を受けていたことが分かったシャルケ・内田篤人

 右膝蓋(しつがい)腱の炎症のため離脱しているシャルケの日本代表DF内田篤人(27)が、日本で手術を受けていたことが明らかになった。10日にクラブ公式サイトでヘルトGMが「内田は日本に帰り、そこで長引いている膝蓋腱のケガを治すために手術を受けた」と明言。全治については明らかにしなかったが「最初の6週間は日本でリハビリを行い、それから彼はドイツに帰って来る」とチームに合流するのは7月中旬以降になるとの見通しを説明した。

 今季の内田はリーグ戦出場は19試合にとどまり、4月以降は試合出場もなかった。先月25日に帰国した際は、手術は行わずに保存療法で復帰を目指す方針を示していた。同日に結婚を発表した際には「膝のケガでも心配をかけています。一日も早く100%の体に戻し15~16年シーズンこそは満足できるようなシーズンにしたいと思います」と復活への意気込みをコメントしていた。

 同GMは「ケガは保存療法で治していくのが賢明だと我々は確信していた」としながらも「彼は違う決断を下した。彼には自由に医師を決める権利がある」と内田の決断を尊重した。日本代表のW杯2次予選はシンガポール戦後は9月以降に組まれている。クラブにとっても代表にとっても内田の復活が待たれる。

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2015年6月11日のニュース