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J2最下位の大分、異例の謝罪声明「心からお詫び申し上げます」

[ 2015年5月14日 18:21 ]

 J2大分は14日、クラブの公式サイトを更新し、最下位に低迷する現状を謝罪した。

 青野浩志社長の名前で出された声明は、まず「今季、皆様のご期待を裏切る結果となっており、サポーター・スポンサー・行政の皆様をはじめ大分トリニータを応援してくださる全ての皆様にご心配をおかけし、心からお詫び申し上げます」と謝罪。

 現状打開のためゴールデンウィーク前後に田坂和昭監督(43)やコーチと話し合いを重ねているとし、「浮上のきっかけを掴み取るためにも、目の前の試合を全力で戦い、勝ちきることが何よりも重要であり、そして、その勝利によってこの状況は必ず変わると信じています」と続けた。

 そして、「そのためにも、先ずは水戸戦を全身全霊をかけて戦います。皆様には、この苦しい時ではありますが、ホームで、アウェイで、勝利に向けて一致団結して共に戦ってくださるよう心からお願い申し上げます」と17日にアウェーで行われる次節・水戸戦での勝利に強い決意をにじませた。

 12年のJ1昇格プレーオフを制し、13年はJ1で戦った大分だが、1年でJ2へUターン。14年はJ2で7位と健闘したが、今季はここまでの13試合でわずか2勝(4分け7敗)しかできず最下位に低迷、J3への降格危機に直面している。

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2015年5月14日のニュース