前バルサの１３歳・久保、ＦＣ東京の下部組織に入団

　Ｊ１のＦＣ東京は１４日、バルセロナ（スペイン）の下部組織に所属していた１３歳の久保建英がジュニアユースに入団したと明らかにした。大金直樹社長は「将来は五輪代表や日本代表を背負って立つような選手になってほしい」と期待を込めた。

　久保は２０１１年にバルセロナのテストに合格した。しかし、クラブは国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）から１８歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったとして１４年に処分を受け、久保は試合に出場できない状況が続いていたという。日本復帰の理由について大金社長は「そういうのもあると思う」と述べた。

　久保は４月上旬からＦＣ東京で練習に参加し、Ｕ―１５（１５歳以下）日本代表にも選ばれた。