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FC東京ジュニアユース入団の久保、17日にも公式戦デビュー

[ 2015年5月14日 17:39 ]

 FC東京の大金直樹社長は14日、バルセロナ(スペイン)の下部組織に所属していた久保建英(13)が同クラブのジュニアユースに入団したことを明らかにした。12日までにFC東京U-15むさしへの登録が完了したという。

 久保は2011年にバルセロナのテストに合格。それでも、バルセロナが国際サッカー連盟(FIFA)から18歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったとして14年に処分を受け、久保は試合に出場できない状況が続いていたという。そのため4月上旬からFC東京の練習に参加。今回晴れて入団が決まった。
 
 大金社長は「17日の試合にも出られる」とし、早ければ大宮ジュニアユースとの公式戦でデビューする可能性があるという。

 今後の待遇について大金社長は「他の選手と一緒。特別扱いはしない」と強調し、認められれば将来的に飛び級でユース、トップチームへの昇格をする可能性があることも示した。

 久保はU―15(15歳以下)日本代表にも飛び級で選出され、4月19日のインドネシアの地元高校選抜の試合では自ら奪ったPKを決め、日の丸を背負っての初得点も決めた。久保本人とも直接話した大金社長は「しっかりとして、自分の考えを持っているので、トレーニングを積んでいけば、素晴らしい選手になると思う」と期待を掛けた。

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2015年5月14日のニュース