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モラタ、古巣を見返した!?CL決勝へ導くゴール「自分の仕事した」

[ 2015年5月14日 11:31 ]

欧州CL決勝進出を決めるゴールを挙げたユベントスのFWモラタ(AP)
Photo By スポニチ

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦 ユベントス1―1(2試合合計3―2)レアル・マドリード

(5月13日 マドリード)
 下部組織から所属した愛着のある古巣相手に、ゴールを決めてもモラタに喜びの表情はなかった。途中交代の際はかつてのサポーターからブーイングを浴びたが、「僕はユベントスの選手。自分の仕事をした」と冷静に振り返った。

 昨季はベイル、今季はハメス・ロドリゲスを100億円前後の移籍金で獲得したレアル・マドリード。昨季モラタはスター選手の影で出場機会に恵まれなかった。活躍の場を求めて選んだのがイタリアの名門ユベントス。欧州でのタイトル獲得を目指すチームから、移籍金2000万ユーロ(約27億5000万円)の5年契約でオファーを受けた。

 加入2日目で負傷離脱したが、復帰後は途中出場で結果を残すと、スペイン代表の“先輩”ジョレンテをベンチに追いやり、レギュラーを奪取。FWテベスとともに重要な試合でゴールを挙げるなど、リーグ4連覇に貢献した。

 欧州CL、イタリア杯ともに決勝進出で3冠の可能性も残し、スペイン代表では3月にゴールを決めるなど、22歳のストライカーは成長の真っ只中。

 決勝の相手はメッシ、ネイマール、スアレスら圧倒的な破壊力を有する、かつての宿敵バルセロナ(スペイン)だが、「決勝でも全力を尽くす。このまま仕事を続ければ、(タイトル獲得は)やれるはず」と自信をのぞかせた。

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2015年5月14日のニュース