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快進撃のJ2金沢から月間MVPの清原「全員の力で受賞したものだと確信」

[ 2015年5月13日 15:57 ]

Jリーグ4月度月間MVP発表

 J2金沢の快進撃を支えるMF清原翔平(27)が13日発表されたJ2の4月度月間MVPに選出され、クラブを通じて喜びのコメントを発表した。

 清原自身はもちろん、今季からJ2に昇格したクラブにとっても初の快挙。それだけに「この度、4月度月間MVPに選んでいただき、大変光栄に感じております」と素直に喜んだ清原は、チームメートのMF佐藤和弘(24)が4月11日に行われた第7節・C大阪戦(金鳥スタ)の後半39分に左足で決めた得点がJ2の4月度ベストゴールに選ばれたことにも触れ「同じ月に、同じチームから素晴らしい賞を受賞することができ、嬉しく感じております」と喜びをかみしめた。

 金沢は昨季スタートしたJ3で優勝し、初参戦となった今季のJ2で予想を上回る快進撃を続けている。今月3日には初めて首位に立ち、現在も3位につけて首位争いを展開中。清原自身も、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でMVPと得点王に輝いたC大阪の元ウルグアイ代表FWフォルラン(35)の9得点に次ぐリーグ2位の8得点をマークし、得点王争いの真っ最中にある。

 そのフォルランは、4月にハットトリックを達成するなど全6試合で8得点をマーク。世界に名だたるスターを向こうに回し、6試合5得点で受賞となった清原は「ただ、これらは自分だけの力だけではなく、チームメイトやコーチングスタッフ、サポーターやフロントスタッフ全員の力で受賞したものだと確信しています」と周囲に感謝した。そして、「今後も、自分もチームも目標に向かって邁進していきます」としめくくった清原。史上初となる「J2昇格即優勝」と「得点王」のW獲りに向かって突っ走る。

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2015年5月13日のニュース