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新潟・平松が練習復帰 「もう体は万全」仙台戦出場へ意欲

[ 2015年5月13日 05:30 ]

怪我から復帰し、仙台戦へ向けアピールする平松

 新潟はオフ明けの12日、聖籠町のクラブハウスで練習を行った。4月12日の鹿島戦で、右遠位前脛腓(けいひ)じん帯を損傷(右足足関節捻挫)し、離脱していたFW平松宗(22)が、仙台戦出場への意欲を見せた。

 9日に約1カ月ぶりに練習に復帰した平松は「試合にはやっぱり出たいんで、アピールしていかないと。もう体は万全です」と早くも試合出場に前向きだ。約1時間の筋トレ後、外での練習は約30分間ながら、サーキット系のハードなメニューだったが、平松はへばることなく走り続けた。

 ルーキーながら開幕スタメンを勝ち取り、コンスタントに試合に出続けてきた。リハビリ期間中の試合の印象を「疲れて足が止まっていて、新潟らしさが出ていないと思っていた。負けている試合も多く、見ていて悔しいというか、歯がゆかった」と明かす。

 平松の離脱後、チームはナビスコ杯も含めた公式戦で1勝3分け3敗。悪い流れを断ち切れないでいる。前線からの守備や、ハードワークが武器の平松は「運動量の部分で味方のパスコースをつくったり、自分でも結果にこだわって積極的にやっていけたらと思っている」と打開に向けたイメージも膨らませてきた。

 「自分の力がどれだけ影響があるか分からないが、起爆剤じゃないですけど、チームの流れをいい方向に向けられるように」。リハビリ期間を経て、平松はプレーのイメージとともに、チームへの思いも膨らませている。

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2015年5月13日のニュース