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岐阜、13分間で3点リードもラスト12分間で4失点の逆転負け

[ 2015年4月11日 19:53 ]

東京Vに大逆転を喫し試合後の会見でぶ然とした表情の岐阜・ラモス瑠偉監督

J2第7節 岐阜3―4東京V

(4月11日 味スタ)
 J2第7節は11日、各地で11試合が行われ、前節最下位の岐阜が敵地で東京Vに歴史的な大逆転負けを喫して3―4で敗れ、ついに5連敗となった。FW難波宏明(32)が前半14、19、27分と立て続けにゴールを決め、13分間で自身初のハットトリック。だが、3―0で迎えた後半39分からロスタイムを含めた12分間で4点を失うというまさかの展開となった。

 昨季からチームを率いるラモス瑠偉監督(58)は試合後の監督会見で「はぁーっ…」と大きなため息をついた後、まさかの大逆転負けについて「選手たちに聞くしかない。私知らない。3―0でなんでバタバタしてるのか分からない」と厳しい表情。「連敗止めたくて焦りがあったんじゃないか」と続けた。

難波はショックのあまり、試合後に取材に応じることができず、ミックスゾーンを足早に通り過ぎた。ラモス監督は難波について「どの点も素晴らしかった」とし、「可哀想。泣いてたから」と一言。岐阜の5連敗は、昨年10月から11月にかけて記録して以来で、08年に6連敗したクラブ記録にあと1と迫る緊急事態となった。

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2015年4月11日のニュース