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ぎっくり腰のヴェルディ君が職場復帰 “疑惑”は受け流す

[ 2015年4月11日 16:08 ]

腰を押さえるヴェルディ君

J2第7節 東京V―岐阜

(4月11日 味スタ)
 ぎっくり腰のため緊急入院の憂き目に遭い、病状が心配されていたJ2東京Vのマスコット「ヴェルディ君」が11日、ホームで行われたJ2第7節・岐阜戦(味スタ)で元気に職場復帰した。

 ヴェルディ君は地域活動に参加中だった先週末に荷物を運ぼうとしてぎっくり腰を発症。クラブが「本来はお知らせを出すべきとは思いますが、呆れるというか情けないので」と6日夜に公式ツイッターのみで発表し、「2~3日安静にしなければいけない」と伝えていた。

 ヴェルディ君は、コンドルを擬人化したマスコットキャラクター。昨年8月にはキックターゲットで遊んでいた際に負傷し、「右足第二爪打撲で全治2~3日ぐらい」と診断されたこともある。その時は、むき出しの爪がアダとなり、まさかの負傷となっていたが、不憫に思ったエーウイング社(本社:立川市)が9月に支援を申し出て、それ以降はJリーグ初のマスコットパートナーとして同社のロゴが入った靴を履いて活動するなど思わぬ恩恵も受けた。

 入院明けにもかかわらず、この日行われた試合前イベントで全力疾走するなど、予想外に元気なヴェルディ君。そのため、前回のことに味をしめ“2匹目のどじょう”を狙っているのでは?という疑惑も一部で浮上した。だが、ヴェルディ君にそのことを直撃すると、いきなり腰をさすりながら近くの壁に手をついて痛々しい姿をアピール。それから両手を広げるポーズで“疑惑”について受け流し、自ら記者に握手を求めるなどいつも以上に愛きょうを振りまいていた。

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2015年4月11日のニュース