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日本協会21億円黒字 収入減も“早期敗退”で経費大幅減

[ 2015年3月30日 06:50 ]

 日本サッカー協会は都内で評議員会を開き、約21億円の黒字となる14年度(1月1日~12月31日)の決算を承認した。収益は約188億7500万円、費用は約167億7100万円だった。

 予算ではW杯8強入りを想定したFIFAからの賞金約18億円を見込んでいたが1次リーグ敗退により収入は減少。一方でW杯、U―22アジア選手権、ACLなどの早期敗退により、選手や各クラブに払うボーナスや滞在費などの支出が大幅に減った。

 W杯イヤーでグッズなどのロイヤルティーが増えた影響もあり、黒字額は予算の4億円から大幅増。福井事務局長は「W杯などで負けた影響が決算に出た。喜ばしくない残念な一年」と複雑な表情を浮かべた。

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2015年3月30日のニュース