×

カズ 先発で激突流血…頭部に包帯グルグル巻きでも全力プレー

[ 2015年3月30日 05:30 ]

<C大阪・横浜FC>前半、顔を負傷したカズは、テーピングを巻いてピッチに戻る

 J2第4節が各地で11試合があり、横浜FCの三浦知良(48)はC大阪戦で先発出場した。接触プレーで流血するアクシデントもあった中、奮闘したもののチームは2―0で敗れて9位。岡山を1―0で下した千葉が、勝ち点10で首位に浮上した。

 J2横浜FCの元日本代表FWカズが敵地でのC大阪戦に先発出場し自らの持つJリーグ最年長出場記録を48歳1カ月3日に更新した。開始早々の前半5分に、相手DF染谷のスパイクが左側のこめかみ付近に当たり流血。頭部を包帯でグルグル巻きにして出場を続け後半12分に途中交代するまで全力でプレーを続けた。自らの交代後に失点し敗れただけに「もう少しピッチに立っていたかった」と悔しがった。染谷には何度も謝られたが「こんなケガは当たり前。染谷選手もプロ生活を懸けてやっているんで」と涼しい表情で語った。

 27日の日本―チュニジア戦はテレビ観戦。同じFWの岡崎が国際Aマッチ出場90試合目となり、自らの出場数を超えたことについて「(自分が)また呼ばれて逆転したい。そういう気持ちが湧いてくる試合だった」と刺激を受けた様子だった。

続きを表示

2015年3月30日のニュース