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山形「萬代シート」今年も 福島県在住が対象 福島育ちのFW萬代が用意

[ 2015年3月30日 11:22 ]

 J1山形は30日、12年シーズンから実施している「萬代シート」を今季も実施することになったと発表した。

 正式名称「萬代宏樹シート」は、福島県で育ったFW萬代宏樹(29)が福島県在住の方々を対象に、4月以降のホームゲーム(リーグ戦17試合)に招待するもので、希望者には試合終了後、萬代とのふれあいの場も設定される。

 招待席種はメメーンスタンドS北席で、招待者数はペア3組6名。

 萬代はクラブを通じ、「いつも応援ありがとうございます。今も福島では東日本大震災の爪痕が残ったままであり、心に不安を抱えている方がたくさんいます。僕は福島県で育った人間の一人として、福島に住んでいる方々にほんの少しでも癒しと勇気を与えられないかと思い、今回萬代シートという形で招待させていただくことにしました。J1の舞台で戦うモンテディオ山形の懸命な姿を見ていただくことで、萬代シートの招待者だけでなく、山形県の全ての方に勇気を与えられるよう頑張りますので、引き続き皆様の応援をよろしくお願いします」とコメントしている。

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2015年3月30日のニュース