×

福岡、浜田のJ初ゴールで井原体制初白星! ホームでの勝利は217日ぶり

[ 2015年3月29日 15:46 ]

J2第4節 福岡1―0熊本

(3月29日 レベスタ)
 J2リーグ戦は29日、各地で第4節の11試合を行い、元日本代表主将の井原正巳新監督(47)を迎えた福岡がホームで熊本に1―0で勝ち、今季初勝利をマークした。

 後半2分、J2東京Vから3年ぶりに復帰したMF鈴木惇(25)の左CKを、浦和から移籍のDF浜田水輝(24)がニアで頭を合わせて決勝ゴール。浜田がプロ7年目にして決めたJリーグ初ゴールで開幕からの3連敗を止め、井原監督に記念すべき監督初勝利をプレゼントした。

 浜田は「惇くんがすごくいいボールを蹴ってくれたので、しっかり合わせて決めることに集中した。入って良かった」と振り返り、リーグ戦初ゴールを「うれしいです」としながらも「初ゴールっていうより、開幕3連敗で、きょうはどうしても悪い流れを断ち切りたかったので、皆で粘り強く守って勝てたことがうれしいです」と笑顔を見せた。

 浦和ユース出身で、09年にトップチームへ昇格。関塚ジャパンでは、センターバックのレギュラーとして五輪予選を勝ち抜き、12年ロンドン五輪の出場切符獲得に貢献したが、本大会ではメンバーに入ることができなかった。一念発起して五輪翌年の13年にはJ1新潟への期限付き移籍も経験。今季から自身初めてのJ2舞台となる福岡へ完全移籍し、勝負を懸けていたが、4戦目で無失点&決勝弾とダブルで結果を出した。

 また、昨季16位に終わった福岡にとっては、この日の勝利は昨年9月28日の富山戦(富山)以来12試合ぶりの勝利で、ホームでは同年8月24日の岐阜戦(レベスタ)以来実に217日ぶりの勝利。今季加入の浜田は「それは聞いてなかったですけど」と苦笑いしつつ、「何としてもホームで勝ちたかった。勝ててうれしいです」と胸を張った。

続きを表示

2015年3月29日のニュース