ウェールズ快勝で首位に浮上　ベイルが２得点！

この日２ゴール目を決めて喜ぶベイル（ＡＰ）

　サッカーの欧州選手権予選は２８日、各地で行われ、Ｂ組のウェールズが敵地でイスラエルに３―０で快勝し、勝ち点１１の首位に浮上した。ベイルが２得点してチームを引っ張った。ボスニア・ヘルツェゴビナはジェコがハットトリックを決め、３―０でアンドラに勝った。Ａ組はオランダがトルコと、チェコがラトビアといずれも１―１で引き分けた。Ｈ組のクロアチアは５―１でノルウェーに大勝。イタリアは敵地でブルガリアと２―２で引き分けた。

　本大会初出場を狙うウェールズはベイルが全３得点に絡み、Ｂ組の１、２位対決を制した。前半終了間際にラムジーの先制点をアシスト。後半は５分にＦＫを直接決め、３２分にも加点した。

　ウェールズは１９５８年のワールドカップ（Ｗ杯）を最後にＷ杯と欧州選手権に出ていないが、Ｂ組トップに浮上して大舞台が近づいた。ベールは「首位対決に勝ってトップに立てたことは素晴らしい。でも、まだやるべきことはたくさんある。一生懸命戦い続けるしかない」と気を引き締めた。