東京Ｖ　新主将に“アニメ好き”ＤＦ井林が就任　副主将は平本＆田村

　Ｊ２東京Ｖは２７日、今季のキャプテンにプロ３年目のＤＦ井林章（２４）が就任することが決まったと発表した。

　井林は、広島皆実高が０８年度の全国高校サッカー選手権で優勝した時のメンバーで、関西学院大から複数回の練習参加の末に東京Ｖ入り。プロ２年間でＪ２リーグ戦６５試合に出場して１得点をマークしている。昨季は３７試合に出場して０得点だった。アニメや漫画をこよなく愛する“オタクキャラ”で知られ、ボウリングもプロ級の腕前。何があってもくじけないメンタルの強さはチームＮＯ・１とも噂されている。

　井林はクラブを通じ、「今シーズンのキャプテンに就任しました。今年、個人的には（プロ）３年目ということで、チームの中心となっていけるように、またヴェルディらしさというのを前面に出していけるように、自分らしさを前面に押し出してやっていけるようにキャプテンとして頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。

　また、井林新キャプテンを支える新しい副キャプテンには、プロ１６年目の“ミスター・ヴェルディ”ＦＷ平本一樹（３３）と昨季はキャプテンを務めたプロ９年目のＭＦ田村直也（３０）が就任。

　平本は「副キャプテンになった平本です。イバキャプテンを支えつつ、チームのことも色々と見ていければと思っています。明るいチームが作れればいいなと思っています。よろしくお願いします」とコメントし、田村は「今シーズン、副キャプテンを任せていただくことになりました田村直也です。昨年はキャプテンという立場で色々と分かったこともありましたし、今年は井林をしっかりサポートして、また冨樫さんのサッカーをチームに落とし込んで色んなことを考えながら1年間やりたいと思います。とにかく今年は一体感をもって、明るいチームを作って、選手のいいところや明るいところを引き出せるようにやっていきます。サポーターの皆さんも一緒に戦ってください。よろしくお願いします」と談話を発表している。