Ｊ３藤枝　Ｊ３鳥取からＤＦ福王を獲得「もう潮時なのかと悩んでいた」

　Ｊ３藤枝は２７日、昨季までＪ３鳥取に在籍していたＤＦ福王忠世（３０）の加入が決定したと発表した。

　兵庫県出身の福王は、Ｃ大阪ユースから０３年にトップチームへ昇格。０５年に当時九州リーグだった熊本へ移籍し、昨季から鳥取でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はＪ１が０試合０得点、Ｊ２が１３２試合４得点、Ｊ３が２５試合０得点、ＪＦＬが３３試合３得点。

　福王は藤枝を通じ、「こんにちは。ガイナーレ鳥取から移籍してきました、福王忠世です。まだサッカーがしたいと思う自分と、もう潮時なのかと悩んでいた自分を、やっぱりサッカーが好きでサッカーをやっていきたいという気持ちにさせてくれた藤枝ＭＹＦＣの関係者様をはじめ、大石監督の熱意には本当に感謝しています。今年で３１歳になりチーム最年長ということで、自分の経験を少しでもチームに還元しつつ、自分も少しでも上手くなれるようこの１年間勝負したいと思います。よろしくお願いします」とコメント。

　鳥取を通じては、「ガイナーレ鳥取に関わる皆様、昨年は大変お世話になりました。最低限の目標であったＪ２昇格を成し得なかったことで、皆様の期待に添えなかった事が本当に心残りです。ただ、鳥取に移籍してきてたった１年でしたが、素晴らしい仲間と一緒にサッカーができて幸せを感じることができました。個人的にはまた良い経験をさせてもらい、感謝しています。今年こそガイナーレ鳥取のＪ２昇格を期待しています。僕自身は、藤枝ＭＹＦＣでプレーすることなりました。今年、とりぎんバードスタジアムで皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。１年間ありがとうございました」と談話を発表している。