×

韓国2発&5戦連続完封で27年ぶり決勝 李が“シンデレラ弾”

[ 2015年1月27日 05:30 ]

準決勝のイラク戦でチーム2点目を決めたキム・ヨングォン(左)はイ・ジョンヒョプと歓喜の表情(AP)

 アジア杯準決勝の1試合が26日にシドニーで行われ、韓国がイラクを2―0で下し、88年大会以来27年ぶりの決勝進出を果たした。今大会を前に初招集されたFW李庭協(イ・ジョンヒョプ)(23=尚州)が代表2点目となる先制点を挙げるなど1得点1アシストと活躍。守備陣はGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)(27=J2C大阪)を中心に5試合連続完封をマークした。60年大会以来55年ぶり3度の優勝を懸けた31日の決勝(シドニー)で、オーストラリア―UAE戦の勝者と対戦する。

 昨年9月に韓国の監督に就任した元西ドイツ代表MFのシュティーリケ監督は「27年ぶりの決勝進出。1次リーグのオーストラリア戦に続く重要な勝利だ」と喜びを語った。

 指揮官が今大会に初招集した無名のFW李庭協が大仕事をやってのけた。前半20分にFKから1メートル86の長身を生かして頭で先制点を押し込むと、後半5分にはポストプレーで元FC東京、大宮のDF金英権(キム・ヨングォン)の追加点を演出。兵役中の選手がプレーする韓国2部尚州から大抜てきされ、地元メディアで“シンデレラ”と称された男が大一番で光り輝いた。

続きを表示

2015年1月27日のニュース