アーセナル　コロンビア代表ＧＫオスピナを獲得　Ｗ杯好セーブ連発で８強

アーセナルへの加入が決まったコロンビア代表ＧＫダビド・オスピナ（ＡＰ）

　イングランド・プレミアリーグのアーセナルは２７日、ニース（フランス）からコロンビア代表ＧＫダビド・オスピナ（２５）を獲得することで合意したと発表した。契約詳細は非公表だが、英メディアによると契約期間は４年で、移籍金は３２０万ポンド（約５億５千万円）。

　アーセナルのベンゲル監督は「オスピナは優れたゴールキーパーであり、経験も豊富でニースとコロンビア代表で十分な実績を残している。われわれは彼が加入してくれる事をとても喜んでいる」とクラブ公式サイトを通じてコメントした。

　オスピナは１７歳の若さで、母国の名門アトレチコ・ナシオナルでデビュー。０８年夏、１９歳でニースに加入すると、レギュラーとして６シーズンでリーグ戦１８９試合に出場した。

　コロンビア代表としても各年代で活躍し、０７年Ａ代表に初招集以降、国際Ａマッチ４９試合に出場。０７年キリン杯には同代表として来日している。１０年Ｗ杯南アフリカ大会は南米予選敗退で出場を逃したが、１４年Ｗ杯ブラジル大会では好セーブを連発して、同代表初のベスト８進出に貢献している。

　今夏レアル・マドリード（スペイン）へ加入した同代表ＭＦハメス・ロドリゲスの妻は、オスピナの妹で、オスピナはハメス・ロドリゲスの義兄にあたる。