大久保がＶ弾アシスト　「自分で…」一転、瞬時判断でパス

＜川崎Ｆ・新潟＞後半、川崎Ｆ・大久保はシュートを放つ

Ｊ１第１７節 川崎Ｆ１―０新潟

（7月27日 等々力）
　川崎ＦのＦＷ大久保が決勝弾をアシストした。０―０の後半１５分、大島の後方からの浮き球のパスを右足甲で絶妙のトラップ。中央からゴール右にスルーパスを出し、森谷の今季２点目をお膳立てした。

　「最初は自分で打とうと思ったけど、相手がそれを予測して１歩内側に動いたのでパスにした」。瞬時に相手の動きを見極める高度なプレーだった。チームは３試合連続完封で今季初の４連勝。セットプレー以外の守備練習を一切しない風間監督は「毎日、守備の練習しかしていませんからね。ウソです」と笑った。