コロンビアとウルグアイ　Ｗ杯で52年ぶりの対戦　

　１次リーグで日本を下したコロンビアと、ウルグアイの南米勢がブラジルの地でぶつかる。Ｗ杯ではコロンビアが初出場だった１９６２年チリ大会の１次リーグ以来５２年ぶりの対戦。この時は２―１でウルグアイが勝利したものの、ともにソ連、ユーゴスラビアの後塵を拝し、勝ち進めなかった。

　過去の対戦は多い。３８試合してウルグアイの１８勝９分け１１敗と、Ｗ杯初代優勝国に分がある。２００７年以降の最近６試合でも、ウルグアイが勝ち越している。

　ホームアンドアウェーで１試合ずつ行った今大会へ向けての南米予選では、それぞれホームで地の利を生かして快勝した。隣国での試合で真の力が問われる。

　ウルグアイは４位に入った前回の決勝トーナメント１回戦で、韓国を２―１で下した。スアレスが２ゴールを奪う活躍で、先制ゴールをアシストしたのは現在、Ｊ１のＣ大阪でプレーするフォルランだった。今大会は出番が限られてきたが「かみつき事件」で大会から姿を消したエースに代わり、再び出番が回ってきそうだ。