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“噛みつかれた”キエッリーニ スアレスに気遣い「処分重過ぎる」

[ 2014年6月27日 21:14 ]

<イタリア・ウルグアイ>スアレスに噛みつかれたとアピールするキエッリーニ(AP)

 イタリアのDFキエッリーニが27日、自身の公式サイトでウルグアイのFWスアレスとの間に起きた“噛みつき騒動”に対する思いを語った。

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグD組最終戦、イタリア―ウルグアイ戦の後半34分、ペナルティーエリア内でスアレスがキエッリーニはともつれ合いながら倒れ込んだ際、相手の左肩に噛みついた疑惑が持たれていた。これを受け国際サッカー連盟(FIFA)はスアレスに代表戦9試合の出場停止と、サッカーに関するあらゆる活動を4カ月禁止する処分を科した。

 この件についてはキエッリーニは「ピッチ上で起きたことは終わったことで、スアレスに怒りや復しゅうの気持ちはない」とし、「今あるのは試合に負けたことに対する怒りと失望だけだ」とつづった。

 さらに「考えるのはスアレスと家族のことだけだ。彼らはとても厳しい事態を迎えるだろう」と相手のことを気遣い、スタジアムへの入場も禁ずるという処分に「重過ぎる処分だ。少なくとも試合中チームメートの近くにいられるよう許されることを望む」と思いを明かした。

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2014年6月27日のニュース