采配ズバリ！スイス指揮官　選手起用さえ劇的逆転勝利を演出

試合終了間際、シェフェロビッチの決勝ゴールに喜ぶスイスのヒッツフェルト監督

Ｗ杯１次リーグＥ組 スイス２―１エクアドル

（6月15日 ブラジリア）
　スイスは今大会で引退するヒッツフェルト監督の選手起用がさえ、劇的な逆転勝ちを収めた。

　０―１の後半開始から投入したＦＷメーメディが３分に左ＣＫを頭で合わせて同点。３０分から起用したＦＷシェフェロビッチはロスタイムにマークを外して左クロスに走り込み、決勝弾を挙げた。スイスは過去Ｗ杯で１分け４敗と南米勢を苦手としていたが、かつてドルトムントとバイエルンＭで欧州ＣＬを制した名将は「メーメディは練習から切れがあった。シェフェロビッチは危険な動きができる」と説明した。