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アジア制覇に王手!佐々木監督「選手がよく走ってくれた」

[ 2014年5月22日 22:13 ]

<日本・中国>後半、澤(右から3人目)の先制ゴールに抱き合って喜ぶ(手前左から)岩清水、川澄、宮間ら

女子アジア杯準決勝 日本2―1中国

(5月22日 ベトナム・ホーチミン)
 悲願のアジア女王へ、まずは最初の壁を突破した。強豪・中国を撃破し、01年以来の決勝進出。佐々木監督は「最後まで選手がよく走ってくれた。粘り勝ちです」と、酷暑の中で消耗戦となった激闘を戦い抜いた“なでしこ”を称えた。

 同点で突入した延長戦。後半も残り時間がほぼない状況で、最後の最後に勝ち切った。勝ち越しゴールの岩清水、先制ゴールの澤、その2ゴールをアシストした宮間。指揮官はこの日のスタメンについて「厳しい戦いになると思っていたので、経験ある選手を使った」と話したが、その狙い通り、若手とベテランが融合し、勝利をつかんだ。

 「決勝は頑張りたい」。過去、決勝には4回、駒を進めているが、いずれもあと一歩のところで頂点を逃してきただけに、指揮官は短い言葉の中に力強く気持ちを込めていた。

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2014年5月22日のニュース