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ザック監督 W杯初戦に照準「ベストの状態に持っていく」

[ 2014年5月22日 05:30 ]

(左から)山口、内田らに指示を出すザッケローニ監督

日本代表合宿初日

(5月21日 鹿児島・指宿)
 ザッケローニ監督はW杯初戦となる6月14日のコートジボワール戦に全ての照準を合わせていることを初めて明言した。指宿、米タンパ、ベース基地イトゥと3カ所で行う合宿の最終目標を聞かれると「初戦にいかに足が軽くてキレのあるベストの状態に持っていけるかだ」と言い切った。

 公開された冒頭15分の練習では、身ぶり手ぶりを交え「3つのラインを15メートルに保て」など守備のベース戦術を徹底した。指宿合宿での目標については「選手にガソリンを注入すること、戦術面でこれまでやってきたことを思い出す作業が重要になる」と強調した。

 この日は空港、宿舎周辺にサポーターが殺到し、指揮官は「W杯出場国の中でも、日本ほどW杯に思いが強い国もないと思う」と本大会に向けてますます気合が高まった様子。22日からは3年ぶり2度目となる2部練習を実施するが「時間があるうちにやれることをやりたい」と力を込めた。

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2014年5月22日のニュース