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トットナム大勝で欧州CLに望み 退任報道の監督「勝つことに集中」

[ 2014年4月8日 12:17 ]

<トットナム5―1サンダーランド>2点目を決めて敬礼するFWアデバヨール(左)とシャーウッド監督(右)

プレミアリーグ第33節 トットナム5―1サンダーランド

(4月7日 ロンドン)
 トットナムがサンダーランドに大勝して、4位アーセナルとの勝ち点差を5に縮めて、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みをつないだ。

 前節首位リバプールに0―4で大敗したトットナムは、前半17分パスミスからボールを奪われて失点。ホームのスタジアムは不安な雰囲気に包まれるが、同29分FWアデバヨールがクロスに合わせて追いつくと、後半14分スタメンに起用された20歳FWケインが、クロスに合わせて逆転。

 その後は最下位サンダーランドからゴールを量産。同33分MFエリクセンが、同41分にアデバヨールが2点目を、後半ロスタイムにはMFシグルズソンが加点して、大量5点を奪って勝ち点3を積み上げた。

 今季限りでの退任が報道されたシャーウッド監督は「コメントは一切できない。今夜の試合に勝つことだけに集中していた」と去就に関しては明言を避けた。しかし、地元メディアは欧州CL出場権を獲得できても、現オランダ代表のファン・ハール監督や、アヤックス(オランダ)のフランク・デブール監督らの就任が有力と報道。それでも指揮官は「すべての試合でベストを尽くし、チームを高い位置(順位)へ導いていこうとしている」と残り5試合も全力で勝利を目指すと語った。

 ▽プレミアリーグ優勝争いと欧州CL出場権争い ※カッコ内は勝ち点/試合数/得失点差
1位リバプール(74/33/+50)
2位チェルシー(72/33/+41)
3位マンチェスターC(70/31/+55)
4位アーセナル(64/33/+16)
5位エバートン(63/32/+21)
6位トットナム(59/33/0)
7位マンチェスターU(57/33/+18)

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2014年4月8日のニュース