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鹿島 首位キープ!代表候補の柴崎&昌子が活躍

[ 2014年4月7日 05:30 ]

<G大阪・鹿島>後半、遠藤(右端)にパスを出す柴崎(左から2人目)

サッカー J1第6節 鹿島2―0G大阪

(4月6日 万博)
 鹿島は6日、敵地でG大阪を2―0で破り、首位をキープした。前半38分にFWダヴィ(30)が先制点を挙げると、後半38分には7日からの日本代表候補合宿に選出されたMF柴崎岳(21)がダメ押し点をアシスト。守っても初めて日本代表候補入りしたDF昌子源(21)が安定したプレーを披露した。

 1点リードの後半38分に左からのクロスをダヴィが頭で折り返すと、待ち構えていたのは柴崎だ。GKと1対1になったが、飛び出してくるカイオの動きを見逃さずダイレクトで胸で後方にボールを落とし、カイオのプロ初得点をアシスト。21歳の柴崎は「(ボールが来ると)ある程度準備していた」と振り返った。

 きょう7日からの日本代表候補合宿につなげた。相手はダブルボランチに遠藤と今野という代表主軸2人をそろえていたが「ボールに触られる回数を減らすこと、前への推進力を消すこと」を意識。後半28分には今野との球際の競り合いに勝ち、カウンターの起点となり「セカンドボールも拾えていたし、自分としても良いプレーができていた」と珍しく自賛した。

 合宿はW杯へ最後のチャンス。柴崎は「きょうのようなパフォーマンスを見てもらえれば」と自然体を強調した。柴崎とともに合宿に招集された21歳のDF昌子(しょうじ)も完封を支え「招集前にいい形で入りたかったので」と息をついた。チームは連勝で堅首。逆転でのW杯メンバー入りに向け、勢いがついた。

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