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本田トップ下に「失望」 伊各紙軒並みチーム最低点

[ 2014年3月10日 05:30 ]

<ウディネーゼ・ACミラン>ヘディングで競り合うACミランの本田

セリエA第27節 ACミラン0―1ウディネーゼ

(3月8日)
 ACミランの日本代表MF本田圭佑(27)は8日、敵地でのウディネーゼ戦にフル出場した。日本代表のニュージーランド戦から中2日。2列目の右サイドで2試合ぶりに先発。後半6分にサイドでボールを奪うなど懸命に守り、攻撃でも右サイドバックのデシリオと連係しリズムをつくった。後半23分からは希望するトップ下に入った。しかし最後まで決定機は演出できなかった。

 チームが敗れたこともあり、9日付の地元各紙で酷評を浴びた。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「戦おうとする意欲も感じられない。失望だ」とチーム最低に並ぶ5点。トゥット・スポルト紙はチーム単独最低の4点で「本田は異物」の見出しを掲げ「走らず歩いていた。時差の影響かもしれないが、この状態でピッチに送り込むのは自殺行為」と論評。コリエレ・デラ・セーラ紙もチーム単独最低の4点で「火星人がドゥオーモ(大聖堂)広場にいつくようなもの」と名門にふさわしくない存在と非難した。

 無言でスタジアムを去った本田を、シードルフ監督は「必要なのは慣れるための時間だけ。ところどころいいプレーをしてくれた」と擁護したが、バッシングはとどまるところを知らない。

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2014年3月10日のニュース