震災から３年…岩手出身・岩清水の誓い　勝利で被災地に歓喜を

アルガルベ杯１次リーグＢ組 日本―スウェーデン

（3月10日 ポルトガル・アルガルベ）
　国際親善大会アルガルベ杯（ポルトガル）に出場しているなでしこジャパンは１０日、１次リーグＢ組第３戦で決勝進出を懸けて首位スウェーデンと対戦する。同組２位の日本はスウェーデンに勝てば１位が決定し、２年ぶりに決勝に進出する。

　試合前日となった９日は実戦形式の練習を行い、紅白戦では主力組に主将のＭＦ宮間らが入ったほか、左サイドバックは宇津木が務めた。スウェーデンは第１戦で日本が引き分けた米国の連続不敗を４３試合で止め、波に乗っている。佐々木監督は「守備は球際で簡単に相手ボールにならないようにしたい」と警戒を強めた。東日本大震災から３年を前にした１０日の一戦に、被災地支援に取り組む岩手県出身のＤＦ岩清水は「活躍して、みんなに喜んでもらいたい」と特別な思いを胸に臨む。