リバプール、劇的勝利で首位チェルシーと４差　２試合が悪天候で延期

＜リバプール３―２フルハム＞後半ロスタイム、逆転となるＰＫ弾を決めたＭＦジェラード

プレミアリーグ第２６節

（2月12日）
　イングランド・プレミアリーグ第２６節の４試合が１２日行われ、４位リバプールはアウェーで最下位フルハムを３―２で下し、首位チェルシーとの勝ち点差を４に縮めた。予定されていた３位マンチェスター・シティーとサンダーランド、６位エバートンとクリスタルパレスの２試合は、暴風の影響により試合が延期となった。

　前節アーセナルに５―１で大勝したリバプールだったが、前半８分ＤＦトゥーレのクリアミスがオウンゴールとなり失点。同４１分主将ＭＦジェラードのアシストからＦＷスタリッジが決めて追いつくが、後半１８分ＭＦリチャードソンに決められて再びリードを許す。

　しかし、同２７分ＭＦコウチーニョのミドルシュートで再び追いつくと、後半ロスタイムにドリブルで仕掛けたスタリッジがペナルティーエリア内で倒されてＰＫを獲得。ＭＦジェラードがＰＫを決めると、そのまま逃げ切って劇的な逆転勝利を飾った。

　２位アーセナルはホームでマンチェスター・ユナイテッドと０―０で引き分けたため、首位浮上はならなかった。マンチェスターＵのＭＦ香川真司と、アーセナルのＦＷ宮市亮はともにベンチ外。

　５位トットナムはアウェーでニューカッスルと対戦し、ＦＷアデバヨールの先制弾を含む２得点などで、４―０で快勝。勝ち点を５０に伸ばしたトットナムは、４位リバプールと同３差、首位チェルシーとは同７差とした。ストーク・シティーとスウォンジー・シティーの対戦は１―１で引き分けた。