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柿谷、初のACL出場へ!C大阪“タナボタ”で3年ぶり出場権

[ 2013年12月29日 17:51 ]

タナボタでACL初出場が決まったC大阪・柿谷。28日の慈善試合では2得点と活躍した

 来年元日に国立競技場で行われる第93回天皇杯全日本サッカー選手権決勝のカードが横浜―広島戦に決定したことを受け、J1リーグ戦4位のC大阪が来年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。

 日本の出場枠「4」のACLは、J1リーグ戦上位3チームと天皇杯優勝チームの計4チームに出場権が与えられるが、J1上位3チームが天皇杯に優勝した場合はJ1リーグ戦4位のチームにACL出場権が与えられることになっていた。この日行われた準決勝2試合の結果、リーグ戦1位の広島と2位の横浜が決勝進出。そのため、4位だったC大阪に“タナボタ”でACL出場権が転がり込んだ格好となった。

 C大阪のエースストライカーで、日本代表のFW柿谷曜一朗(23)は天皇杯準々決勝前の12月10日に行われたJリーグの年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」で「今年、自力でのACL出場権は取れませんでしたが、F・マリノス、フロンターレ、サンフレッチェに天皇杯で頑張ってもらうとリーグ戦4位なのでまだ可能性があります。そこを信じて僕らは1月1日応援します」と冗談交じりに“公開お願い”をしていたが、ひと足早く今季のJリーグを盛り上げた立役者の願いが通じた。

 C大阪のACL出場はベスト8入りした2011年以来3年ぶり2度目だが、当時、柿谷は度重なる遅刻などが原因で放出され、J2徳島に期限付き移籍中。自身初となるACLが、W杯イヤーのいい腕試しになりそうだ。

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2013年12月29日のニュース